スコアの約40%はパッティングが占めると言われています。どれだけ上手にグリーンに乗せても、パターで打数を重ねてしまえばスコアは伸びません。パターの基本知識を整理しましょう。

パターとは

パターはグリーン上でボールを転がしてカップに入れるために使用するクラブです。他のクラブと違い、フェース面がほぼ垂直(ロフト角2〜4度程度)で、ボールを飛ばすよりまっすぐ転がすことを目的として設計されています。

パターの主な種類

ピン型(ブレード型)

最も伝統的な形状で、ヘッドが細長いのが特徴です。

  • 操作性が高い:ラインを読んで微調整しやすい
  • フェースの向きを感じやすい:上級者に人気
  • やや難しい:ミスヒットに敏感

マレット型

ヘッドが大きく、重心が後方にある安定感重視のパターです。

  • 直進性が高い:真っすぐ転がしやすい
  • ミスに強い:ヘッドの慣性モーメントが大きい
  • 初心者・中級者におすすめ:安定したストロークがしやすい

L字型(アンサー型)

L字に曲がったヘッド形状で、フェース面が見やすい設計です。

  • アライメント(向き合わせ)がしやすい
  • プロにも愛用者が多い

パターの長さの選び方

種類長さ目安特徴
ショートパター33〜35インチ一般的な長さ。前傾姿勢でストローク
ミドルパター38〜42インチ脇にシャフトを挟んでストローク
ロングパター(チェストパター)45〜50インチ胸に当てて振り子運動で打つ

現在のルール上、クロスハンドや前傾など多様なグリップが認められていますが、体に固定する方法(アンカリング)は禁止されています。

距離感の合わせ方

振り幅で距離をコントロール

プロや上級者が実践する距離感の基本は「振り幅で距離を決める」です。

  • 1mのパット → 小さな振り幅
  • 5mのパット → 中くらいの振り幅
  • 10m以上のロングパット → 大きな振り幅

インパクトで力を加減するより、一定のリズムで振り幅だけ変える方が安定します。

テンポを一定に保つ

バックスイングとフォロースルーのテンポ(リズム)を変えないことが重要です。「1・2」のリズムで、「1」でバックスイング、「2」でフォロー、を繰り返す練習が効果的です。

3パットを減らすポイント

1ラウンドでスコアを大きく崩す原因のひとつが「3パット(3回打ってカップイン)」です。

3パット防止の鉄則:ファーストパットをカップ50cm以内に寄せる

長い距離のパットは「入れる」より「寄せる」意識が大切です。次の短いパットを確実に入れることで1ホールあたりの打数を守れます。

まとめ

チェック項目ポイント
パターの種類初心者はマレット型が安定しやすい
長さ身長・構え方に合ったものを選ぶ
距離感振り幅で調整、テンポは一定に
ラウンドでの目標3パットをなくす(2パット以内)

パターはスコアに直結するクラブです。練習グリーンで距離感を磨く習慣をつけるだけで、スコアが大幅に改善されます。