アイアンでショットするとフェアウェイの芝が削れることがあります。この削れた芝のかたまりを「ディボット」と言います。ディボットの修復はゴルファーの基本的なマナーです。
ディボットとは
ディボット(Divot)とは、**アイアンショットなどでフェアウェイの芝が削り取られたもの(削れた芝のかたまり)のことです。また、削り取られた後の地面のくぼみ(穴)**もディボットと呼びます。
ディボットとターフの違い
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| ディボット | 削り取られた芝のかたまり、または削れた後の穴 |
| ターフ(Turf) | 芝生・芝のこと(広義)。ターフを取る=ディボットを作る良いショット |
「ターフを取る」という表現はアイアンでボールの後ろの芝をしっかり削ることで、良いダウンブローショットの証とされています。
ディボットの修復方法
ディボットを修復することはゴルファーの基本マナーであり、後続プレーヤーへの配慮です。
砂(目土)で修復する方法(最も推奨)
多くのゴルフ場ではカートに「砂入り袋(目土バッグ)」が備え付けられています。
手順:
- ディボット跡(穴)に砂を入れる
- 足で軽く踏んで平らにする
砂を使った修復が最も効果的で、芝の再生が早まります。
削れた芝を戻す方法
芝のかたまり(削れたもの)を拾い、穴に戻して踏みつける方法もあります。ただし砂での修復の方が一般的です。
ディボット跡にボールが止まった場合
自分のショットではなく、他のプレーヤーが作ったディボット跡(穴)にボールが止まってしまうことがあります。この状態は「悪いライ」です。
**ルール上、フェアウェイのディボット跡は救済なし(そのまま打つ)**が原則です。「ディボット跡は自然の状態」とみなされます。
ディボット跡からの打ち方
- クラブフェースを少し閉じて(左に向けて)構える
- ボール位置をセンターより右寄りに
- しっかり左足体重でダウンブローに打つ
- フォロースルーを短く抑えてコントロールを重視する
グリーン上のボールマーク(ピッチマーク)との違い
グリーンに落ちたボールが作るへこみは「ボールマーク(ピッチマーク)」と呼び、ディボットとは区別されます。
ボールマークはグリーンフォークで修復するのがマナーです。修復方法はディボットとは異なります。
まとめ
- ディボットはアイアンショットで削れた芝のかたまりまたはその穴のこと
- 「ターフを取る」は良いショットの証(ダウンブローが打てている)
- 修復は目土(砂)を穴に入れて踏み固めるのが最もよい方法
- ディボット跡はルール上救済なし。悪いライから正確に打つ技術も必要