グリーン上で「OK(コンシード)ですよ」と言われることがあります。これは相手がパットを免除してくれることを意味します。コンシードの正しい意味と使い方を覚えておきましょう。
コンシードとは
コンシード(Concede)とは、相手プレーヤーのショットを「入った(次のパットを免除する)」と認めることです。日本では「OK」「ギブミー」とも呼ばれます。
コンシードはマッチプレーでのみルール上認められている制度です。
マッチプレーでのコンシード
マッチプレーでは、相手のボールがカップに十分近い場合、プレーヤーは相手に対してコンシード(次の一打を免除)を宣言できます。
- コンシードを受けたプレーヤーはそのホールで1打分が加算されたとみなす(実際に打たなくてよい)
- コンシードは撤回できない
- コンシードされたパットを「打ちたい」と申し出てもルール上は断られる
ストロークプレー(一般のラウンド)でのコンシード
**ストロークプレーにはコンシードというルールは存在しません。**すべてのボールはカップに入れるまで打つ義務があります。
ただし、友人同士のカジュアルなプレー(競技でないラウンド)では、慣習として短いパットを「OK(コンシード)」として免除し合うことが広く行われています。この場合は双方の合意のもとで行い、スコアには「1打加算した」として記録します。
コンシードの目安距離
カジュアルラウンドでのOKの目安距離は明確なルールがありませんが、「グリップ1本分(約45cm)以内」が多くの場合に使われる非公式の基準です。
| 距離 | 一般的な扱い |
|---|---|
| 30cm以内 | ほぼ確実にOK |
| 45cm(グリップ1本)以内 | OKとすることが多い |
| 1m以上 | 打つのが原則 |
コンシードにまつわるマナー
気前よくコンシードを出しすぎない
カジュアルラウンドでも、あまりに遠い距離のパットをOKにしていると「プレースタイルが甘い」と見られることがあります。
コンシードを請求しない
「これOKですか?」と自分から確認するのはマナー上避けるべきです。相手が自発的に「OK」と言うまで打つ準備をします。
ギブミー(Gimme)について
「ギブミー」は「くれ(コンシードして)」という意味の俗語で、コンシードを促す言い方として使われますが、丁寧ではないとされることもあります。
まとめ
- コンシード(OK)は相手の次の一打を免除すること
- ルール上はマッチプレーのみ有効(ストロークプレーには存在しない)
- カジュアルラウンドではグリップ1本(約45cm)以内をOKとする慣習が多い
- 自分から「これOK?」と確認するのはマナー的にNG