ゴルフはスコアだけで評価されるスポーツではありません。「また一緒に回りたい」と思ってもらえるかどうかは、コース上での振る舞いにかかっています。今日から実践できるマナーを整理します。

プレーのペース|遅れはすべての迷惑になる

「Ready Golf」を意識する

伝統的に「遠い人から打つ」ルールがありますが、安全上問題なければ準備ができた人から打つ「レディゴルフ」が現代では推奨されています。

  • ショット前に準備が整ったら積極的に打つ
  • 他の人がまだボールを探している間にクラブを選んでおく
  • グリーン上では前の人がカップに入れた後、素早く次の人へ

ボールを探す時間は手早く

ルール上の捜索時間は3分以内(2019年改定で5分から短縮)。

他の組に迷惑をかけないよう、見つからなければ速やかにプロビジョナルボール(暫定球)の活用を検討しましょう。


コースの修復|来た時よりも美しく

目土(めつち)は必ず行う

フェアウェイでダフリショットをしてターフ(芝)が削れた場合は、備え付けの目土で埋めます。

  • カートに積んである目土袋を活用する
  • 削れた芝を戻してから目土を被せる
  • 足で軽く踏み固める

グリーン上のピッチマークを修復する

グリーンに着弾した際にできる凹み(ピッチマーク)は、グリーンフォークで必ず修復します。

修復手順:

  1. グリーンフォークを穴の端に差し込む
  2. 中心に向かって土を寄せる(引き起こすように)
  3. パターの底などで軽く叩いて平らにする

自分のマークだけでなく、他のピッチマークも見かけたら修復すると喜ばれます。

バンカーは入ったら必ならす

バンカーでのショット後は、使った砂地をレーキ(熊手)で平らに均すのがマナーです。足跡やショットの跡を丁寧に直してから出ましょう。


声かけ・気遣い|コミュニケーションも大切

他の人がアドレス(構え)に入ったら静止する

  • 声を出さない
  • 動き回らない
  • 視野の中に入らない位置に立つ

「ナイスショット」は具体的に

「ナイスショット」と言うタイミングも大切です。お世辞は逆効果になることも。

  • 明らかに良いショットには積極的に声をかける
  • ミスショットのときは無理に声をかけない(本人が一番わかっている)
  • グリーン上でナイスパットを決めた時は「いいパット!」と伝える

スマートフォンはポケットの中に

ラウンド中のスマートフォン操作は最小限に。電話は緊急時のみ、撮影は同伴者の許可を得てから。


チェックリスト:ラウンド前に確認

項目確認
グリーンフォーク持参
目土袋の場所を把握
サングラス・帽子着用(日差し対策)
携帯電話はマナーモードに
ティーインググラウンドの出発時間を確認

マナーの良いゴルファーはスコアに関わらず歓迎されます。初心者のうちからマナーを習慣にしておくと、ゴルフ人生が豊かになります。