スロープレー(遅いプレー)はゴルフ場での最大のマナー違反のひとつ。後の組を待たせるだけでなく、同伴者にも迷惑がかかります。スマートなペース管理を身につけましょう。
スロープレーが起きる主な原因
- 打つ前の準備が遅い(クラブ選び・距離確認)
- 素振りを何度もする
- ボール探しに時間をかけすぎる
- カートの移動・乗り降りが遅い
- グリーン上でラインを読むのに時間をかけすぎる
スロープレーを防ぐ10の習慣
①自分の番の前に準備を終わらせる
同伴者がプレーしている間に、自分のクラブ選択・距離確認・プリショットルーティンの準備を済ませましょう。
②打ったら素早くクラブを仕舞い移動する
ショットを打ったらすぐにクラブをバッグに戻し、次の地点に向かいましょう。落下地点を確認しながら移動するのがコツです。
③カートはボールの近くに止める
カートはボールの近く(次にプレーする人のボールに近い場所)に止める工夫をすると移動時間が短縮されます。
④グリーン上はテキパキと動く
- ホールアウト(カップイン)した人はグリーンを早めに離れる
- ピン(フラッグ)の抜き差しは一人が担当し、次のホールへのルートに近い場所に置く
⑤スコアはグリーンを離れてから書く
グリーン上でスコアカードを書くのはスロープレーの原因。次のホールのティーに向かいながら(またはティーに着いてから)記入しましょう。
⑥ボール探しは3分以内
ルール上ボールの捜索時間は3分です。3分を過ぎたらロストボールとして処理し、プレーを再開しましょう。
⑦プリショットルーティンは短く
プロゴルファーのようなルーティンを真似しすぎると時間がかかります。素振り1〜2回・構え・打つを45秒以内にまとめましょう。
⑧暫定球はためらわずに打つ
OBかもしれない球があれば、すぐに「暫定球を打ちます」と宣言して打ちましょう。後から戻って打ち直す必要がなくなります。
⑨バンカーを均すのは次の人が打つ前に終わらせる
バンカーのレーキ均しは素早く行い、次の組を待たせないようにしましょう。
⑩前の組についていく意識を持つ
前の組とのインターバルが2ホール以上空いてしまったらペースが遅いサインです。意識的にスピードアップしましょう。
ハーフ(9ホール)の適正プレー時間
| レベル | 目安時間 |
|---|---|
| 初心者 | 2時間〜2時間30分 |
| 中級者 | 1時間45分〜2時間 |
| 上級者 | 1時間30分〜1時間45分 |
18ホールで3時間30分〜5時間が標準的です。
よくある質問(FAQ)
Q. ゴルフ場からスロープレーを指摘されたらどうすればいいですか?
素直に受け入れ、原因を把握してペースを上げましょう。指摘は悪意ではなくコース全体の運営のためです。「次から気をつけます」と快く受け入れる態度が大切です。
Q. 初心者が一緒にラウンドする場合、どうすればスロープレーを防げますか?
事前に「本番のコース前に練習場で基本を練習する」「グリーン上のパットは2打で終わらせる目安にする(長いパットは寄せるだけでいい)」など基準を作りましょう。
Q. ボールを探し続けることでペースが落ちています。どう対応すれば?
暫定球を打ってからボールを探しましょう。暫定球があれば最悪ボールが見つからなくてもそのままプレーできます。見つかれば暫定球を拾えばOKです。
Q. ラウンド中にカメラやスマホを頻繁に使うのはマナー違反ですか?
撮影自体は禁止ではありませんが、他のプレーヤーのスイング中の撮影・プレーを遅らせる行為はNGです。撮影はプレー待ち時間や移動中に素早く行いましょう。
まとめ
スロープレーは「準備不足・ボール探し・グリーン上の遅延」が主な原因です。自分の番の前に準備を完了し、テキパキと動く意識を持つだけでペースは大幅に改善します。