「ゴルフを始めてみたい」と思っても、まずどこから学べばいいかわからないという方は多いはずです。この記事ではゴルフのルールや道具を覚える前に知っておきたい「ゴルフというスポーツの全体像」をやさしく解説します。

ゴルフの目的はシンプル

ゴルフの目的はたった一つ。ボールをできるだけ少ない打数でカップ(穴)に入れることです。

コースにはスタート地点(ティーグラウンド)から最終地点(カップのあるグリーン)まで、森や池・バンカーなどの障害を越えながら進んでいきます。何打かかったかを数えて、最終的な合計打数(スコア)を競うスポーツです。

「少ない打数=よいスコア」がゴルフの基本です。

コースの構成を知ろう

1ホールの流れ

1つのホールは以下のエリアで構成されています。

エリア説明
ティーグラウンドスタート地点。ティーにボールを乗せて第1打を打つ
フェアウェイ芝が短く刈られた理想的なルート
ラフフェアウェイ外の草が長いエリア。打ちにくくなる
バンカー砂地の障害物。ショットが難しくなる
ウォーターハザード池や川などの水域
グリーン芝が非常に短く刈られた最終エリア。カップがある

18ホールが基本

一般的なゴルフコースは18ホールで構成されています。前半9ホール(アウト)と後半9ホール(イン)に分かれており、1ラウンドで全18ホールを回ります。

9ホールだけ回る「ハーフラウンド」もあり、初心者や体力に不安がある方はハーフから始めるのもよい方法です。

パーとスコアの仕組み

パー(Par)とは

各ホールには**パー(基準打数)**が設定されています。パーには3種類あります。

パー距離の目安説明
パー3〜250ヤード程度1打でグリーンを狙う短いホール
パー4250〜450ヤード程度最もよくある標準的なホール
パー5450ヤード以上距離が長い大型ホール

18ホールの合計パーは一般的に72です(パー3が4ホール、パー4が10ホール、パー5が4ホールの構成が多い)。

スコアの呼び名

パーを基準に、打数の差によって呼び名が変わります。

パーとの差呼び名例(パー4のホール)
−2イーグル2打でカップイン
−1バーディ3打でカップイン
±0パー4打でカップイン
+1ボギー5打でカップイン
+2ダブルボギー6打でカップイン
+3トリプルボギー7打でカップイン

初心者の目標はまず**1ホールをボギー(パー+1)**でまとめること。18ホールすべてボギーなら合計90打となり、「90切り」は初中級者の一つの目標です。

コースで使う主なクラブの種類

ゴルフではプレーする状況に応じて異なるクラブを使います。バッグに入れられるのは最大14本です。

種類役割
ドライバー(1W)ティーショットで最も飛距離を出すクラブ
フェアウェイウッド遠い距離からグリーンを狙うクラブ
アイアン(3番〜9番、PW)中距離からグリーンを狙うクラブ
ウェッジ(SW・AW等)グリーン周りのアプローチや砂地から打つクラブ
パターグリーン上でカップにボールを転がし入れるクラブ

最初からすべて揃える必要はありません。初心者向けの完成品セット(クラブセット)には必要なクラブが一通り含まれています。

ゴルフの魅力

ゴルフが多くの人に愛されている理由は、技術だけでなく自然の中での体験・人とのコミュニケーションにあります。

  • 年齢・性別に関係なく長く続けられる
  • 仲間や家族・仕事仲間と一緒に楽しめる
  • 美しいコースの中を歩くことが気分転換になる
  • 上達が数字(スコア)で見えるので達成感がある
  • 道具やファッションにこだわる楽しさもある

ゴルフの全体像がつかめたところで、次のレッスンでは最初に何を揃えればいいかを解説します。