初めてのラウンド前に最低限これだけは覚えておきましょう。10のルールを知るだけでトラブルが激減します。
ルール1:打順
- ティーショット:前のホールのスコアが最も良かった人が先打ち(オナー)
- 2打目以降:カップから最も遠い人が先打ち
- 仲間内では「レディゴルフ」(準備できた人から打つ)を採用することも多い
ルール2:OB(アウト・オブ・バウンズ)
白杭または白線の外側がOBです。
処置: 1打罰 + 打った場所から打ち直し(合計2打の損失)
暫定球の活用: OBの可能性があるとき、「暫定球を打ちます」と宣言してから2球目を打っておく。OBが確認されたら暫定球でプレー継続(元の場所に戻らなくて済む)。
ルール3:ペナルティエリア(旧ウォーターハザード)
池・川・海などの水域(赤杭または黄杭で表示)。
処置(1打罰)の選択肢:
- ①ボールが入った地点の後方線上にドロップ
- ②前回打った場所から打ち直し
- ③(赤杭のみ)ボールが入った地点から2クラブレングス以内にドロップ
ルール4:ロストボール
3分以内にボールが見つからない場合はロストボールとなります。
処置: 1打罰 + 前回打った場所から打ち直し
※OBと同じ処置です。暫定球を事前に打っておくとスムーズです。
ルール5:アンプレアブル
どこにボールがあっても、打てない・打ちたくない場所であればアンプレアブルを宣言できます(ペナルティエリア以外のどこでも)。
処置(1打罰)の選択肢(3つから選ぶ):
- ①前回打った場所から打ち直し
- ②ボール位置から後方線上にドロップ(距離制限なし)
- ③ボール位置から2クラブレングス以内にドロップ(ホールに近づかない)
ルール6:ドロップの方法
2019年改正で膝の高さからドロップするよう変更されました(肩の高さからではない)。
ドロップしたボールが「救済エリアの外」や「元より悪い場所」に転がった場合は再ドロップが必要です。
ルール7:バンカー内のルール
- グラウンディング(構える前にバンカーの砂にクラブを触れる)は2019年以降ペナルティなし
- ただし砂を動かしてボールの状態を改善するとペナルティ
ルール8:グリーン上のルール
- ピンを立てたままパットしてOK(2019年改正)
- ボールのスパイク跡は修復不可(他のダメージは修復可)
- 他のプレーヤーのボールに当たった場合:罰なし(ボールを元に戻してプレー)
ルール9:動かせないもの・動かせるもの
| 種類 | 例 | 扱い |
|---|---|---|
| 動かせる障害物 | ゴミ・紙・落ち葉・松ぼっくり | 罰なしで動かせる |
| 動かせない障害物 | カート道・排水溝・フェンス | 無罰救済を受けられる |
| ルースインペディメント | 石・枯れ葉・木の枝 | バンカー外では罰なしで除ける |
ルール10:スコアの数え方
| 打数 | パー比 | 名称 |
|---|---|---|
| パーより3少ない | -3 | アルバトロス |
| パーより2少ない | -2 | イーグル |
| パーより1少ない | -1 | バーディ |
| パーと同じ | ±0 | パー |
| パーより1多い | +1 | ボギー |
| パーより2多い | +2 | ダブルボギー |
| パーより3多い | +3 | トリプルボギー |
よくある質問(FAQ)
Q. OBを打ったとき、何打目から打ち直しますか?
1打罰が加算されるため、1打目がOBなら3打目として打ち直します(1打目OB → 1打罰 → 3打目)。
Q. 練習スイングでボールに当たってしまいました。カウントされますか?
意図的でなければカウントされません。ただし「ストローク(打つ動作)」と判断される場合はカウントされます。「練習スイングです」と一言宣言しておくと安心です。
Q. 池に入ったボールをそのまま打ってもいいですか?
打てる状況なら打っても構いません(ペナルティなし)。ただし水中に入ったクラブが水に触れる前にペナルティは発生しません。実際には難しいので1打罰で救済を受ける方が現実的です。
Q. 同伴者の打ったボールに自分のボールが当たりました。どうなりますか?
グリーン外では双方ペナルティなし。当たったボールは元の場所に戻し、動かされたボールはそのままプレーします。
まとめ
初心者が最初に覚えるべき10のルールは「打順・OB・ペナルティエリア・ロストボール・アンプレアブル・ドロップ・バンカー・グリーン・障害物・スコア」です。まずはこれだけ押さえてラウンドを楽しみましょう。